生産環境コース

生産環境コース

教育理念

地域環境科学部の理念は「人と自然の共生、『地域らしさ』を創る」である。人々の暮らしは古くから、水と緑、文化、そして活力に満ちた地域に育まれてきた。本学部は、この潤いのある人々の暮らしを支える、科学技術、地域政策、環境計画、そして地域づくりへの市民参加などに関する教育・研究を行っている。生産環境工学科は、長年培ってきた農業工学技術を利用して「生物生産を支援するエコ・テクノロジー」の開発・考究・利用を基本テーマとしており、省資源、省エネルギー、リサイクルなどを導入した循環型社会の創造を目指し、地域から地球規模までの環境保全を実現するための新しい試みが展開できるような教育・研究を行っている。こうした中で生産環境工学科の「生産環境コース」は、「土」、「水」の文化と農業がもつ多面的機能および地域環境保全機能を意識し、国内外の農業・農村をとりまく諸問題を工学的、環境科学的に解決する能力と素養を身につけた、幅広い視野を持った人材を育成することに主眼においている。また、人類の生存と発展を支える多様な素養を修得することを目指している。

学習・教育目標

生産環境コースでは、4つの分野と8つの研究室がそれぞれの専門科目を受け持ち、講義科目および実験・実習・演習を通して、より実践的な教育に力を注いでいる。これは、東京農業大学の「実学主義」を原点とする教育であり、社会の現実を直視した実証研究を基礎に置いた実用的かつ実際的な学習・教育を目指すものである。そして、本学の教育理念である「人物を畑に還す」ことを念頭に置いて、卒業後は地域のリーダーとなる人材育成・実践的教育を行っている。

履修方法

①履修計画

1年間の履修計画を立て履修登録をしなければならない。そのために、授業科目配当表と講義要項(シラバス)を熟読しカリキュラムの概要を把握すること。

②卒業単位数と必修・選択科目

各授業科目の単位数は、授業の方法に応じて異なり当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学習等を考慮して決められている。すなわち、講義科目の2単位とは90分授業(週1コマという)を15回実施するもので、これ対して実験・実習科目は180分授業(週2コマ)を15回実施するものである。

卒業に必要な総単位数は124単位で、このうち必修科目は74単位、選択科目は50単位を取得しなければならない。必修科目は決められた学年・学期でしか履修できず、また選択科目は専門性を幅広く学習するとともに将来の進路や資格取得などを考えて卒業要件を満たすように履修しなければならない。

③履修登録と単位数の制限

履修登録に当たっては1年間に履修する単位数の制限があるので注意をしなければならない。すなわち、1年間に履修登録できる単位数の上限は46単位(他学科・他学部聴講・英語専門・全学共通を含むが、教職課程科目および学術情報課程科目は除外)で、さらに各学期(前期・後期)に履修できる単位数の上限は26単位(他学科・他学部聴講・英語専門・全学共通を含む)である。たとえば、前期に単位数の上限である26単位を履修登録した場合には、後期では残る20単位しか履修が認められないことをいう。

なお、他学科・他学部聴講は在学中にそれぞれ30単位まで履修が可能(実験・実習・演習・研修科目ならびに上級学年配当科目は履修できない)で、卒業要件単位に加えることができる。

④分野別選択科目の履修

2年次からの分野別所属で専門教育を受けるに当たって、各分野単位での選択科目の履修モデルを表-2に示す。この履修モデルに従って1年次より希望分野での履修計画を立てる必要がある。このことは研究室での研究活動や卒業論文ならびに進路指導を受ける上で重要な因子となるので注意しなければならない。

⑤履修科目の評価

履修登録した科目について授業回数の2/3以上の出席を前提として試験やレポートによって評価が与えられる。評価の種類は秀・優・良・可・不可であり、出席回数が2/3に満たない場合や登録科目の試験を受けなかった場合には未評価となる。未評価となった科目は次年度において再履修となる。不可については再試験を受験できるが、再試験の結果合格となった場合には原則的に評価は可となる。しかし、なお、試験の場合の評点は、原則として「優」が80点以上、「良」が70点以上、「可」が60点以上であるが、各科目での詳細な評価方法についてはシラバスに記されているので熟読しておくこと。

⑥卒業論文の作成と口頭発表

4年次の専攻演習(二)とともに卒業論文の指導教員が確定したら6月30日までに卒業論文の題目を提出しなければならない。卒業論文の提出締め切り日は翌年の1月30日であるが、卒業論文の成果を確認することと、学生の発表能力向上を目的として1月中旬に8つの会場で卒業論文の公開口頭発表会を開催している。卒業論文の発表内容については各会場で審査する複数の教員によって5段階評価が行われ、その結果は指導教員に提出され、卒業論文の最終評価の参考とされる。